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「米の国」 スリランカ

先週の日曜日に、某国営放送で「アジア食紀行 コウケンテツが行く -スリランカ編-」という番組を見ました。すでに、何回か再放送されているプログラムのようでしたが、私は、今回始めて視聴しました。

「コウケンテツ」ってなに?という素朴な疑問からなんとなく見てしまったのですが、お米業界にいる私にとっては、予想外に面白い番組でした。

「コウケンテツ」 失礼! コウケンテツさんですね。人の名前だったのですね。調べたところによると、有名な料理研究家だそうで、知らなかった私のほうが悪かったみたいです。

番組内容は、コウケンテツさんがスリランカの「食」をテーマに旅をするというドキュメンタリーでした。コウケンテツさんも良く知らなかったのですが、スリランカが「お米の国」だったということも今回初めて知りました。(紅茶の国と言うのは知っていたので、パンが主食かと漠然と思っていました。)お米の消費量でいったら、スリランカ人一人当たり 180kg/年間 も食べているそうです。実に、日本人の平均消費量の約3倍です。とんでもない量ですね。

量も多いですが、お米の種類も多種多様。赤い米、黒い米、長い米、小さい米、香り米・・・・など、スリランカの町にあるお米屋さんの店頭では、バラエティーにとんださまざまな米が売られていました。

料理の仕方もさまざまです。白米をそのまま炊いて食べるのはもちろんですが、粉にしたり、麺にしたり、食べ方もとってもユニークです。特に、「おもしろいな~」と思ったのは、「エッグホッパー」という料理です。主に、朝食で食べることの多いスナックのようなものです。原料は、米の粉をココナッツミルクで溶いたものだそうで、それを熱した雪平なべのようなものにまわし入れて、なべの内側全体に貼り付けるようにして焼いていきます。すると、生地がなべの形を保ったままクレープ状に焼けていきます。その中に卵を1個割りいれて焼けてきたら黄身を崩し、全体に火が通り卵もかたくなったら、なべから取り出します。すると、ボウルの形になった卵入りのスナックが完成です。その姿は、まさに「エッグホッパー」。是非、一度食べてみたいと思いました。

コウケンテツさんは、スリランカの一般家庭の料理も紹介してくれました。そこでわたしが興味を持ったのは、お米を洗っているところです。日本のように研ぐわけではなく、まさに、洗っているような感覚でしたが、お米を洗うなべ(? ボウル)がおもしろい。ふちのところに段差があり、お米を洗って水を切るときに、その段差に米の中に混じっていた石が引っかかるように工夫してありました。日本では、お米の中に石が混じっていることなど考えられないですが、スリランカでは当たり前みたいですね。是非、TOYOの石抜機を使ってもらいたいものです。

私達日本人が毎日食べているお米は、ジャポニカ米という種類のお米です。「コシヒカリ」「あきたこまち」などの銘柄の差はありますが、大きなくくりでいったらほとんど短粒種のお米しか食べていません。それに比べて、スリランカのようなお米を主食とする海外では、さまざまな色・形・大きさ・香りの米をいろいろと工夫した調理法で食べています。確かに、日本のお米は美味しいし、日本のお米にあった「炊く」という最高の調理方法があるので、日本では「お米」といったら「ご飯」になりますが、海外のお米とのつき合いかたをみると、日本のお米もまだまだいろいろな可能性があるのではないかと思ってしまいます。

日本のお米売り場も、もっとカラフルで個性のあるお米がいっぱい並んでいれば楽しいのにな・・・

考えさせられる番組でした。

 

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